アンダートーンを考慮したヘアカラー②

前回は色の

"混色"と"補色"


についてふれました


では今回はヘアカラーで実際ある具体的な例をあげていきます!

アッシュにしたかったのに緑になっちゃった
美容室でアッシュってお願いしたのに、髪が緑っぽくなってしまうケースってわりとありますよね!

原因は、、、

アンダートーンに合わせたカラー剤のチョイスが出来ていないからです!


このケースになりがちな人はハイトーンの方が多いと思います。
(レベルスケールでゆうと12LV以上)

アンダートーンを見てもらうとイエローですね!

色相環を思い出してください!
黄にアッシュ(青)を塗った場合、

中間色のマット系(緑)になってしまうわけです!

アッシュ系のオーダー→アッシュのカラー剤は間違いになります!

どうしたら綺麗なアッシュになるのか?
モノトーンな色素をつかいます!
グレーやシルバー系です。
黄色味が強い場合はラベンダー系(うすい紫)を一緒に使うと黄ばみがとれてキレイに仕上がります(^_^)


アッシュにしたいのに赤くなってしまう
逆に赤味がとりきれないって事例もたたありますよね!

こうゆう場合レベルスケールでゆうと

中明度(7〜9)にわりと多いケースかと!

アンダートーンが赤、オレンジです。

この場合アッシュ(青)を使うと

赤+青=紫となります!
(実際には色素的に赤のが強いので、赤よりになります)

赤味にはマット系!!!
そこで赤味が強い場合

マット系(緑)をつかいます!

赤と緑は補色関係にあるので、打ち消し合いアッシュに近づいていきます!

理論は簡単ですが実際にはなかなか赤味はとりきれないので、

何回か繰り返すことが大切になってきます!


それでも難しい場合は一度明るくして、アンダートーンを変えるのが手っ取り早いですね(^_^)


今回は人気のアッシュ系で2パターンよくある例をあげました!

まだまだいろんなケースはありますが、また気になることがあれば記事にしていこうと思います(・Д・)ノ


質問、相談はLINE@でいつでもうけつけていますので、お気軽にどうぞ(・ω・)


加藤 崇徳 【Alisha by artina】

美容師を楽しんでたくさんの人に幸せをプレゼントできたらいいなと思います ☆

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